固形物の野菜を食べるとき、私たちの体は噛む(咀嚼する)ことで消化酵素を出し、食物繊維が糖の吸収を穏やかにする。しかし、ジュースは一瞬で胃を通り抜け、小腸へと流れ込む。
これが引き起こすのが、激しい「血糖値スパイク」だ。食物繊維のバリアがない状態で液体状の果糖やブドウ糖が急速に吸収されると、血糖値は垂直立ち上がりを見せる。膵臓はパニックを起こし、大量のインスリンを分泌。急激な血糖値の乱降下は、食後の猛烈な眠気や倦怠感、中性脂肪の蓄積を招く。毎朝の野菜ジュースが、実は慢性的な低血糖状態や将来の糖尿病リスクを跳ね上げているのだ。