2026年を迎えた現在、マクロン政権は2期目の任期満了(2027年)に向けた集大成のフェーズにあります。議会のねじれや欧州情勢の激変といった荒波の中で、ブリジット夫人は大統領の「最後の防波堤」として公私にわたる存在感を放っています。
近年ではポップカルチャーや国際文化外交の分野でも独自のソフトパワーを発揮。Netflixの世界的人気ドラマ『エミリー、パリへ行く』に本人役としてカメオ出演を果たした際には、フランスのモードとエスプリを世界に発信したとして国内外で大きな話題を呼びました。70代を迎えてもなお背筋を伸ばし、洗練されたミニ丈のドレスを着こなす彼女のスタイルは、年齢の枠にとらわれない新しいエイジングのアイコンとしても支持を集めています。
また、慈善団体「パリ・ホスピタル財団」のトップとして、小児病棟の環境改善を目的とした募金活動「黄色のコイン(Pièces Jaunes)」運動を精力的に牽引。大統領選を控えて国内の政治的緊張が高まる中、党派性を超えた人道支援活動を継続することで、政権のレガシーづくりを静かに支えています。