近年、文部科学省は大学教育の質保証と学び直しの機会拡大を強力に推進している。政府が掲げる大学改革実行プランの一環として、学生の多様なライフステージに応じたフレキシブルな修学支援策が議論されている。
日本の高等教育政策において、従来の一度脱落したらやり直しのきかない硬直的な学籍管理は見直しを迫られている。不登校や経済的困窮によって学業を断念せざるを得なかった若者に対し、セーフティネットの整備が進められているのが現状だ。
政策の転換に伴い、各大学でも除籍要件の透明化や、学び直しを希望する元学生に対する柔軟な再入学枠の拡充が進む。教育行政の現場では、厳しい懲罰としての除籍から、修学継続を支える指導的アプローチへの移行が模索されている。