往年を知るゴルファーたちの手記や口コミサイト、ゴルフフォーラムに残された記録を紐解くと、コース自体に対する評価は決して低くありませんでした。
「池が巧みに絡み、ティーショットの落とし所がシビアで戦略性が高かった」「水郷特有の風が吹くと難易度が跳ね上がり、上級者でもスコアメイクに苦しんだ」というプレー面の好意的な回想が数多く残されています。一方で、末期の運営実態については厳しい証言が並びます。
「閉鎖前の2〜3年はグリーンのメンテナンスが目に見えて荒れていた」「クラブハウスの空調が故障したまま放置されていたり、レストランのメニューが極端に減ったりしていた」など、現場の資金難がコースコンディションに直結していた様子がありありと語られています。ある古参会員は「ある日突然、営業停止の通知が紙一枚届いたときの虚しさは忘れられない」と述懐しており、華やかなバブルの終焉を現場で体験した人々の無念が伝わってきます。