「高速道路のサービスエリアは、高速料金を払ったドライバーだけの特権空間である」という常識は、この施設には通用しません。地元住民や近隣をドライブ中の一般道ユーザーの間で公然の事実となっているのが、岸和田サービスエリア下り 一般道アクセスを可能にする歩行者出入口の存在です。
NEXCO西日本が推進する地域連携施策の一環として、敷地外周には岸和田サービスエリア下り ウェルカムゲートが正式に整備されています。岸和田市内を走る一般道(府道40号線方面から側道へ侵入するルート)からアクセスすると、ゲート利用者向けに無料のお客様駐車場(普通車数台分)が確保されており、車を停めて徒歩数十秒でSA構内へ足を踏み入れることができます。
この裏ルートの存在により、週末には「近所のベーカリーへ朝食を買いに行く」ような気軽さで、周辺住民がみかんパンやお土産を買い求める姿が見られます。高速道路の長旅の途中でなくとも、思い立った瞬間に名物グルメを調達できるこの利便性こそ、地域に根ざしたDestination SA(目的地型エリア)と呼ばれる所以です。