神戸総合運動公園野球場(現ネーミングライツ名:ほっともっとフィールド神戸)は、2026年現在もプロ野球界で異彩を放つ野外スタジアムとして稼働を続けています。かつては年間約60試合以上の公式戦が組まれていた時代もありましたが、現在のオリックス公式戦の開催日程は年間6〜8試合程度へとシフトしています。
内訳を見ると、春先の気候が穏やかな5月前後に1カード、そして夏の風物詩である「花火ナイト」が組み込まれる7月・8月に2〜3カードが厳選して配置されるスケジュールが定着しました。球団関係者の証言によると、「開催試合数こそ少数精鋭になったものの、イベント開催時の動員率は京セラドーム大阪の平日平均を上回る90%超を記録することもあり、神戸開催は“年に数回のお祭り”としてのブランド価値を高めている」と分析されています。
単なる地方開催ではなく、球団発祥のアイデンティティを宿す「準本拠地」としての格式は保たれており、オリックス球団もメモリアルマッチとして位置づけています。しかし、かつての熱気ある本拠地時代を知るファンにとっては、この試合数の少なさに一抹の寂しさを覚えるのも偽らざる事実です。