血圧の下だけ高いのはなぜ?若年層に潜む原因と放置の危険性を解剖

血圧の下だけ高いのはなぜ?若年層に潜む原因と放置の危険性を解剖

血圧の下だけ高いのはなぜ?若年層に潜む原因と放置の危険性を解剖について押さえておきたい 注意点を厳選して解説いたします。

Q1:若いのに下の血圧だけが90を超えてしまうのは体質ですか?
A1:遺伝的な体質素因も一部関与しますが、多くはデスクワークによる運動不足、精神的ストレス、過度な飲酒、睡眠不足による自律神経の乱れ(交感神経過緊張)が引き金となっています。太い大動脈がまだ若く柔らかいために上の血圧が上がらず、末梢血管の収縮だけが際立つことで「下だけ高い」数値として表面化します。

Q2:お酒を飲んだ翌朝に下の血圧だけが異常に高くなるのはなぜですか?
A2:アルコールが体内で分解される過程で、交感神経を刺激する物質が分泌されるためです。飲酒中は血管が拡張して血圧が下がりますが、翌朝の体内からアルコールが抜ける時間帯には強い反跳現象(リバウンド)が起き、末梢血管が激しく収縮して拡張期血圧が急上昇します。

Q3:健康診断の直前や測定時に「下を下げる」即効テクニックはありますか?
A3:測定の直前に深呼吸(息を細く長く吐き出す腹式呼吸)を数分間行うことで副交感神経を優位にし、数mmHg程度数値を落ち着かせることは可能です。ただし、これは一時的な血管拡張に過ぎず、根本的な末梢血管抵抗や動脈硬化リスクを取り除いたわけではありません。健診をごまかすのではなく、測定されたリアルな数値を生活改善の契機として活用することが重要です。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。