Q1:MSD株式会社が日本市場(東証)に再上場する可能性はありますか?
A1:現時点で再上場の可能性は極めて低いと見られています。グローバルメガファーマは世界統一の意思決定スピードを重視しており、日本市場に単独上場させて上場維持コストや開示負担を増やす経営上の合理的メリットが存在しないためです。
Q2:MSD単体の業績データや売上高はどこで確認できますか?
A2:MSD株式会社は非上場のため四半期決算短信などの義務はありませんが、親会社Merck & Co., Inc.の「Form 10-K(年次報告書)」やSEC(米国証券取引委員会)提出書類、決算説明会資料において地域別売上(アジア太平洋地域や日本市場の寄与度)として開示されています。また、国内医薬品業界紙や官報の決算公告でも要約された財務数値を確認可能です。
Q3:親会社メルク(MRK)の株はNISA(少額投資非課税制度)で購入できますか?
A3:購入可能です。新NISA制度の「成長投資枠」を活用することで、米メルク株を非課税で購入できます。ただし、米国現地で徴収される10%の源泉徴収税はNISAの非課税枠でも免除されない点には留意が必要です。
Q4:キイトルーダの特許が切れると、メルクの株価は暴落しますか?
A4:特許切れ(LOE)は市場にすでに周知されている既知のリスクであり、一定程度は現在の株価バリュエーションに織り込まれています。ただし、皮下注射製剤への転換による特許延命策や、新規開発中のADC抗体薬が期待通りの売上を達成できなかった場合には、株価が下押し圧力を受けるリスクは残ります。