高知・須崎の鍋焼きラーメン徹底解剖!熱狂的人気の秘密と名店番付

高知・須崎の鍋焼きラーメン徹底解剖!熱狂的人気の秘密と名店番付

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須崎市のご当地ラーメンとして名高い鍋焼きラーメンのルーツは、戦後間もない昭和20年代にさかのぼります。発祥の地となったのは、当時の須崎市新町にあった大衆食堂「谷口食堂」。店主の谷口兵六氏が「出前をしても冷めないラーメンを提供したい」という思いから、保温性の高いホーロー鍋や土鍋を使って配達したことがすべての始まりでした。

谷口食堂が惜しまれつつ閉店したのち、その味に惚れ込んだ常連客や市内飲食店が独自の工夫を凝らしながら継承。須崎商工会議所と地元有志が立ち上げた「須崎名物『鍋焼きラーメン』プロジェクト(鍋RUN project)」によってブランド化が進み、現在では以下の厳格な7箇条の定義が定められています。

定義項目規定内容と具材基準一般的なラーメンとの差異現場でのこだわり1. 器・提供状態ホーロー鍋または土鍋を使用し、沸騰状態で提供通常の磁器製どんぶり蓋を開けた瞬間の蒸気とシズル感を演出2. スープ・タレ親鳥の鶏ガラから抽出した醤油ベース豚骨、煮干し、若鶏ガラなど多様雑味のない澄んだ琥珀色と力強いコク3. 麺の仕様細めのストレート麺(硬めで提供)中太縮れ麺や多加水麺など煮込みに耐える独自の低加水麺を使用4. 具材構成親鳥の肉、ネギ、生卵、ちくわ(すまき)チャーシュー、メンマ、煮卵高知特有の魚肉練り製品「すまき」の彩り5. 付け合わせ古漬けの黄色いたくあんを別添え紅生姜、高菜、なし口内リセットと食感のアクセント

これらのルールを忠実に守りつつ、店ごとの個性的なアレンジが加えられることで、須崎市内には30店舗以上の提供店がひしめく一大カルチャーが形成されました。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。