冷凍キビナゴのポテンシャルを最大限に引き出す、失敗しない下処理と定番レシピの要点をおさえておこう。
生臭さを完全防除する簡単下処理
調理直前に必要な分だけ袋からボウルへ移し、1〜2%の薄い塩水で表面の氷の膜(グレース)を撫で洗うように10〜20秒ほど流す。その後、水分をキッチンペーパーで徹底的に拭き取る。これだけで銀皮特有の酸化臭や余分な生臭みを一掃できる。
衣サクサク!キビナゴの香ばし唐揚げ
表面の水気を拭き取った半解凍のキビナゴに、軽く塩コショウ(または醤油・酒各小さじ1で下味)を馴染ませ、片栗粉をしっかりとまぶす。175〜180度の高めの油で、あまり箸で触らずに表面が固まるまで2〜3分カラリと揚げる。骨までさくさくとした心地よい食感となり、ビールのつまみや夕食の主菜として完成する。
常備菜に最適な南蛮漬けと本格天ぷら
唐揚げにしたアツアツのキビナゴを、薄切り玉ねぎ、人参、ピーマンとともに、酢・醤油・砂糖・出汁を合わせた南蛮酢へジュッと漬け込む。冷蔵庫で一晩寝かせれば、酸味と魚の脂が溶け合い、骨までほろほろの極上常備菜に変身する。また、天ぷら粉にくぐらせて揚げれば、天つゆや抹茶塩に絶妙にマッチする和の逸品となる。