黒田俊介の最大のトレードマークといえば、公称身長193cmという日本人離れした体格から放たれる、深みと推進力を兼ね備えた唯一無二の歌声です。大阪府堺市出身の彼は、ストリートミュージシャンとして活動していた1998年、同じく堺の商店街で歌っていた小渕健太郎と運命的な出会いを果たしました。
身長168cmの小渕健太郎と193cmの黒田俊介という約25cmの身長差は視覚的なアイコンとなっただけでなく、繊細なハイトーンと緻密なコーラスワークを得意とする小渕と、太く温かい低音から伸びやかな高音までをドラマチックに歌い上げる黒田という、音楽的な完全補完関係を構築しました。2001年のメジャーデビュー以降、『桜』『蕾』『流星』など日本の音楽史に刻まれる名曲を次々と生み出し、国民的デュオとしての地位を確立した経歴は広く知られています。