価格改定が進んだ現在、熱烈なファン層はどのような購買行動を取り、現場の売り場はどう変化しているのでしょうか。SNS上の消費行動ログや小売店店頭の棚割り状況を定点観察すると、興味深い消費行動の分岐が浮き彫りになります。
X(旧Twitter)や生活系コミュニティにおける購買者の声を集約すると、以下のような生々しい本音が確認できます。
「コンビニで堅あげポテトのブラックペッパーを買おうとレジに持っていったら200円を超えていて思わず二度見した。昔は小銭入れの100円玉2枚でジュースと一緒に買えた感覚だったのに」
「普通のポテチなら『高くなったからPB(プライベートブランド)でいいや』と妥協できる。でも堅あげポテトのあのガリガリした硬度と噛むほどに出る旨味は他社製品やPBでは絶対に代用がきかない。結局、スーパーで安売りしている日に3袋まとめ買いしてストックしている」
消費者は単純にスナック離れを起こしているのではなく、「妥協できる安価なスナック」と「価格が高くても指名買いする嗜好品」への二極化を急速に進めています。堅あげポテトは後者の代表格として認識されており、200円前後という価格水準に達しても強固なブランドロイヤルティを維持し続けている点が現場の棚割りからも証明されています。