なぜ葺合高校の国際科は、私立の強豪校を凌ぐほどの圧倒的な評価を獲得しているのでしょうか。その理由は、形だけの国際理解教育を遥かに超えた、実践的かつ高度な教育システムにあります。
第一に挙げられるのが、徹底したイマージョン教育と少人数指導です。国際科の専門科目では、ディベート、ディスカッション、アカデミックライティングが日常的に行われ、授業の多くがオールイングリッシュで進行します。外国人指導助手(ALT)が複数名常駐し、日常的にネイティブスピーカーと学術的対話ができる環境が整備されています。
第二の強みは、文部科学省のWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業等を通じて培われた「模擬国連」活動と探究学習の質の高さです。葺合高校は全国高校生模擬国連大会において幾度となく全国優勝を果たし、ニューヨークで開催される世界大会へ日本代表として高校生を派遣してきた実績を持ちます。世界各国の外交官になりきり、国際課題の解決に向けて英語で交渉・演説を行うこの経験は、生徒の論理的思考力とリーダーシップを劇的に飛躍させます。
さらに、1年間の長期留学プログラムや短期海外研修の選択肢が豊富である点も見逃せません。AFSやYFUなどの公認留学制度を活用し、休学することなく3年間で卒業できる単位認定制度が確立されているため、在学中に異文化の洗礼を受け、英検1級やTOEFL・IELTSで大学学部レベルのスコアを取得する生徒が珍しくありません。