春雨の実力を正確に測るためには、日常的に主食として摂取される白米や小麦麺との精密な成分比較が欠かせません。乾燥状態の春雨は100gあたり約345kcalと、白米の生米(約356kcal)と大差ありません。しかし、水分を吸収して膨らんだ「茹で上がり状態」で比較したとき、その栄養設計の真価が明確に浮き彫りになります。
文部科学省の日本食品標準成分表や栄養代謝データからも裏付けられる通り、春雨のカロリーを白米と比較すると、茹で上がり100gあたりのカロリーは約半分、糖質は約46%カットされます。春雨は水分保持力に優れ、乾燥重量20g(約70kcal)を茹でるだけで、茶碗半分強に匹敵する80g前後のボリュームへと膨張します。炭水化物を完全に遮断する極端なケトジェニックダイエットとは異なり、適度な糖質を維持しながら物理的な満腹中枢を刺激できる点が、緑豆春雨の最大の強みです。