現在、個人投資家が外貨建てMMFを購入・運用するプラットフォームとして、SBI証券と楽天証券の2大ネット証券が圧倒的なシェアを占めています。実際のユーザー利用動向と機能面の特徴を検証します。
SBI証券:圧倒的な取扱通貨数と住信SBIネット銀行連携の強み
SBI証券では、王道の米ドル建てMMFをはじめ、トルコリラ建て、南アフリカランド建てなど多種多様な銘柄を取り揃えています。特に米ドル建てにおいては、「ブラックロック・スーパー・マネー・マーケット・ファンド」や「GS・米ドル・リキッド・リザーブ・ファンド」といった業界屈指の純資産規模を誇るファンドを選択可能です。
SBI証券での買い方は極めてシンプルです。円貨決済(日本円のまま購入して自動でドル転)と外貨決済(手持ちの米ドルで購入)の双方が選択できます。住信SBIネット銀行との連携により、為替コストを抑えてドルを調達し、証券口座へ自動入金してMMFを買い付ける一連の動線が完成されています。
楽天証券:直感的なUIと米国株決済への自動連携が好評
楽天証券は、初心者でも迷わない操作画面のわかりやすさに定評があります。米ドル建てMMFを保有している状態から、解約手続きを経ることなく米国株式の買付代金に直接充当できる連携機能が投資家から極めて高い評価を得ています。
「米国株を買いたいが、今すぐ買いたい銘柄がない」という局面で、余力資金を楽天証券の米ドル建てMMFに入れておけば、年利4%超の利回りを稼ぎながら次の暴落時・押し目買いのチャンスを待つことができます。指値が刺さった瞬間にMMFが自動売却されて株の買い付けに回るため、資金効率を1日たりとも無駄にしません。