イラストを描く際、いきなり目や鼻といった細部から描き始めてバランスを崩してしまうパターンが初心者の典型的な失敗例です。失敗を防ぐ簡単なキャラクター描き方手順の基本は、全体の骨格となる「外枠の図形」から決めることに尽きます。
まずは紙に横長の丸(楕円)をひとつ描いてみてください。真円よりも少し横につぶれた丸を描くだけで、人間が本能的に愛おしさを感じる「幼児体型」のフォルムが成立します。次に、その丸の左右上部に小さな三角を描き足せば、瞬く間にネコやクマの輪郭が立ち上がります。これが初心者向けかわいいイラスト簡単マスター法のファーストステップです。
輪郭が完成したら、最も重要な顔のパーツ配置に進みます。ここで意識すべきは、顔全体の中心線よりも目と鼻のパーツを顔の下側3分の1に集める「ベビーシェマ(幼児性)」の原則です。頭のスペースを広く残し、小さな丸ふたつを目として離れ気味に配置し、その中間に小さな三角の鼻、そして「ω」や「ヘ」の字のような口を添えます。たったこれだけの作業で、無機質だった記号が温かみのあるキャラクターへと劇的に生まれ変わります。