一方、道路交通の分野で知られるのがサンサンサン運動(愛媛県)をはじめとする地域密着型のセーフティドライブ活動です。夕暮れ時や交差点での歩行者事故を撲滅するため、ドライバーに向けて実践的な「3」の行動様式を呼びかけています。
愛媛県などで推進されてきた交通安全における代表的な取り組み内容は、時代ごとの重点課題に応じて洗練されてきました。その根幹にあるのは次の3つのアプローチです。
まず「夕暮れ時の早め点灯」です。日没時刻の30分前(または午後3時台からの点灯意識)を目安にヘッドライトを点灯させ、周囲からの視認性を高めます。警察庁の事故統計でも魔の時間帯と呼ばれる薄暮時間帯の重大事故を未然に防ぐ狙いがあります。
次に「適切な車間距離の保持」です。前走車との間に3秒以上の車間時間を空けて追走することで、急ブレーキ時の追突を物理的に回避します。速度に応じた適切な間隔を「時間」で測る手法は、直感的で判断が狂いにくいメリットがあります。
そして「3つのチェック(横断歩道・合図・左右確認)」です。交差点通過時の3秒前ウインカー合図、歩行者の有無の確認、発進前の左右・後方確認を習慣づけることで、交差点関連事故の大幅な減少を実現しています。