Q1:大人でもドラッグストアの市販薬でぎょう虫は完治できますか?
A1:市販薬の「パモキサン錠」(第2類医薬品)で十分な駆虫効果が得られます。ただし、卵には効果がないため、体内に残った卵が孵化するタイミング(初回服用から2〜3週間後)を見計らって、必ず2回目の服用を行ってください。同居家族全員が同時に2回服用し、住環境の熱処理・清掃を徹底すれば、市販薬のみでも完治が可能です。
Q2:ぎょう虫の検査をしたいのですが、大人は病院でどのように頼めばよいですか?
A2:消化器内科、肛門外科、または皮膚科を受診し、「夜間に肛門のかゆみがあるため、ぎょう虫のセロファンテープ検査(グラハム法)を希望したい」とお伝えください。検査キットを持ち帰り、翌朝および翌々朝の起床直後(排便・入浴前)にお尻へテープを押し当てて提出する流れが一般的です。
Q3:保育園や幼稚園で感染が判明した場合、登園停止などの制限はありますか?
A3:学校保健安全法上、ぎょう虫症は「出席停止(登園停止)」の対象疾患には指定されていません。そのため、駆虫薬の初回服用を済ませ、手指衛生や下着の管理を徹底していれば登園は可能です。ただし、園内の集団感染を防ぐため、園長や担当保育士に情報共有し、爪切りや手洗いの指導を連携して行うことが望まれます。
Q4:駆虫薬(パモキサン)を飲んだ後、便が真っ赤になって驚いたのですが大丈夫でしょうか?
A4:全く問題ありません。主成分であるパモ酸ピルビニウムは赤色の色素を含んでおり、腸管からほとんど体内に吸収されずに便とともに体外へ排出される特性を持ちます。そのため、服用後1〜2日は鮮やかな赤色便が出ますが、正常な薬効反応ですのでご安心ください。