日本国内で「スマホリング」が主流だった市場に、韓国発祥のグリップトック韓国カルチャーが本格的に定着した。韓国現地では「スマートトック(Smart Tok)」あるいは「グリップトック(Griptok)」と呼ばれ、円形やダイカットのアクリルパーツを引き出して指で挟む構造が一般的だ。リング型のように指が締め付けられる痛みがなく、平らなトップ部分に自由度の高いグラフィックを展開できる点が、韓国雑貨スマホグリップ人気の理由として第一に挙げられる。
このブームを決定づけたのは、K-POPアーティストたちの日常的な発信だ。NewJeans、aespa、SEVENTEENなどのメンバーがプライベートや控室で撮影する「鏡越しセルフィー(ミラーセルフィー)」において、手元の端末は必ずと言っていいほど画角の中心に収まる。ファンにとって韓国アイドル愛用スマホグリップを特定して同じものを手に入れる行為は、もっとも手軽で日常に溶け込む推し活の一環となった。
スマートトック評判をリサーチすると、単なるファンアイテムにとどまらない実用面への高評価が際立つ。大型化した最新スマートフォンを片手で安定してホールドできる安心感に加え、引き出し部を斜めに倒せば動画視聴スタンドとしても機能する。美意識と合理性の両立こそが、流行を一過性で終わらせなかった最大の要因と言える。