世界一長い英単語の真相!45文字の辞書記録から18万字超の怪物を徹底解剖

世界一長い英単語の真相!45文字の辞書記録から18万字超の怪物を徹底解剖

世界一長い英単語の真相!45文字の辞書記録から18万字超の怪物を徹底解剖にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

医学用語や化学名のような専門分野以外でも、大衆文化や歴史的議論の中で定着した有名な長大語が存在します。

スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(34文字)

1964年のディズニー映画『メリー・ポピンズ』の劇中歌として世界中で大ヒットした「Supercalifragilisticexpialidocious(34文字)」は、カルチャー発の長大語として最も親しまれています。作詞・作曲を手掛けたシャーマン兄弟が幼少期の言葉遊びを元に創作した造語であり、「言い表せないほど素晴らしい」「奇跡的な状況」を表現する感嘆詞として現在ではオックスフォード英語辞典にも堂々と収録されています。

実生活の歴史的文脈で使われた「アンチディセスタブリッシュメンタリアニズム」(28文字)

作為的な造語ではなく、実際の政治的・歴史的文脈で使用された最長クラスの単語として名高いのが「Antidisestablishmentarianism(28文字、国教会廃止反対論)」です。19世紀のイギリスにおいて、イングランド国教会から国教としての特権や地位を剥奪(廃止)しようとする動きに対して、それに反対した伝統派の政治思想を指します。接頭辞「anti-(反対)」や「dis-(分離)」、接尾辞「-arian(人)」「-ism(主義)」が緻密に連結された、英語の派生語形成の美しさを体現する単語です。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。