Q1:店頭で桃を触らずに完熟しているか見分ける一番簡単な方法は?
A1:パック越しに漂う香りと「お尻(ヘタ側)の地色」の確認です。緑色が完全に抜け、白〜クリーム色になっており、マスク越しでも桃特有の芳醇な甘い香りが感じられれば、触らずとも高確率で完熟を迎えています。
Q2:桃の皮がツルッと手で剥けないのは未熟だからですか?
A2:半分正解ですが、品種特性も関係しています。白鳳などの柔らかい品種は完熟するとヘタの反対側から手で簡単に剥けますが、あかつきや川中島白桃など果肉が締まった品種は、完熟していても皮が果肉に密着して剥きにくい傾向があります。剥きにくい場合は、熱湯に10〜20秒くぐらせてから氷水に浸す「湯むき」を行うと、驚くほど美しくツルリと剥くことができます。
Q3:桃に現れる「果点」と「病気や傷」はどう見分ければいいですか?
A3:果点は果実の表面に無数に散らばる「細かな白い点々」であり、触れても凹凸やヌメリはありません。一方、黒星病などの病気は黒や褐色の斑点となり、傷や打撲痕は果肉が局所的に柔らかく凹んで茶色く透き通ったようになります。白い粉のように均一に散らばる斑点であれば、安心して高糖度のサインとして受け取ってください。
Q4:半分に切った桃の種の周りが赤かったり、種が割れていた(核割れ)りするのは食べられますか?
A4:種周辺の赤みはポリフェノールの一種であり、甘みや熟度が高い個体によく見られる現象で無害です。また、種がパカッと割れる「核割れ」は生育初期の急激な肥大によって起きる現象です。種周辺にカビが生えておらず、果肉に異臭がなければ全く問題なく美味しく召し上がれます。