国際バスケットボール連盟(FIBA)の公式発表および国際スポーツ統計の集計によると、世界のバスケットボール競技人口は約4億5000万人に達しています。この数値は、単にプロ登録された選手数だけを指すのではなく、公式クラブ所属選手、学校体育、草バスケ、そして世界各地のストリートコートで定期的にプレイするアクティブプレイヤーを含めた国際推計値です。
なぜバスケットボールはこれほどまでに巨大な競技人口を獲得できたのか。最大の要因は「ボール1つとリング1基さえあれば成立する」という参入障壁の低さにあります。11人対11人の広大な天然芝グラウンドを必要とするサッカーや、高価な用具と専用グラウンドを前提とする野球に比べ、都市の狭小地や屋内外のわずかなスペースにリングを設置するだけでプレイ可能です。さらに近年では公式種目として定着した3人制バスケ「3x3」の急速な普及が、都市型アーバンスポーツとしてのプレイ人口を底上げしています。
また、バスケ競技人口男女比のバランスの良さも特筆すべき要素です。他のコンタクトスポーツに比べて女子の普及率が極めて高く、世界の競技者全体の約35〜40%を女性プレイヤーが占めています。アメリカのWNBA人気や各国の女子プロリーグの整備、中等・高等教育での必修化が、性別を問わない巨大な競技基盤を盤石なものにしています。