購入時の選択で最も頭を悩ませるのが、上位グレード「S-Z」と標準エアログレード「S-G」の内装格差、そして兄弟車であるノアとの差別化ポイントです。新型ヴォクシーのS-ZとS-Gの内装違いは、単なる見た目の加飾にとどまらず、日々の快適性に直結する機能面で決定的な差がつけられています。
S-Zには合成皮革とファブリックを組み合わせたコンビシートが標準装備され、ステアリングヒーターや前席の快適温熱シート、左右独立温度コントロールフルオートエアコン(リヤクーラー+リヤヒーター)が標準で備わります。これに対し、S-Gは全面ファブリックシートとなり、ステアリングやシフトノブの加飾もシンプルなウレタン仕様が基本となるため、キャビン全体の華やかさに明確なランク差が生まれます。また、大型の10.5インチディスプレイオーディオPlusを選択できる拡張性も含め、所有満足度を重視するならS-Zが一歩リードしています。
さらに、新型ヴォクシーとノアの内装比較においては、兄弟車でありながら目指す世界観の違いが明確に表現されています。ノアがブラウン系の落ち着いたカラーや上品な幾何学調パネルでファミリー層全般に寄り添う設えなのに対し、ヴォクシーはブラックを基調としたソリッドで引き締まったダークトーンで統一されています。スポーティでエッジの効いたコクピット感を好むユーザーには、ヴォクシーの空間演出が極めて魅力的に映るはずです。