芦原さんが公開したブログ全文は、攻撃や糾弾を目的としたものではなく、なぜ自らが脚本を書くに至ったのかという客観的な経緯説明でした。しかし、SNS上では双方の当事者に対する過激な誹謗中傷や犯人探しへと発展し、制御不能な炎上状態に陥りました。
ネット上の反応を検証すると、原作者の権利擁護を訴える声が大多数を占める一方で、矛先が脚本家個人や現場スタッフへのバッシングへと先鋭化していきました。当時、心身ともに極限まで追い詰められていた芦原さんは、「攻撃したかったわけではない」という最後の言葉を残してブログを削除。この経緯は、ネット空間における集団心理の過熱が当事者に与える心理的負荷の危険性を社会に突きつけました。