警察内部において、マル暴はどのような組織に属しているのでしょうか。警視庁では組織犯罪対策部(通称:組対=ソタイ)、各道府県警察本部では「刑事部組織犯罪対策課」や「捜査第四課(通称:四課)」がその中核を担っています。
組織犯罪対策部は、従来の指定暴力団だけでなく、国際犯罪組織、銃器・薬物密売ルート、外国人犯罪組織までを幅広く管轄する巨大な実力部隊です。警察署(所轄)にも「組織犯罪対策係」が置かれ、本部の特捜班と連携しながら地域に根を張る暴力団の動向を監視しています。
マル暴捜査員の警察の階級は、現場の主力を担う巡査部長・警部補から、捜査班を束ねる警部、方針決定を下す警視まで一般の刑事部門と同様です。しかし、一度マル暴の現場に足を踏み入れた捜査官は、その特殊な専門性と人脈の重要さから、長年にわたり組対畑を歩み続ける「職人肌」のプロフェッショナルが多い傾向にあります。