ペット保険大手のアニコム損害保険株式会社が蓄積する診療データによれば、未手術のまま発情を繰り返した個体は、子宮蓄膿症や精巣腫瘍といった重篤な病気に罹患する確率が跳ね上がる。また、発情中の脱走による交通事故や迷子トラブルの発生件数も、この時期に集中する傾向が浮き彫りになっている。
飼い主向けメディア『ねこのきもち』が実施したアンケート調査でも、発情中の夜鳴きや食欲不振に対して「どう対応すべきかわからず困惑した」と答えた回答者が大半を占めた。蓄積されたビッグデータと実際の飼い主の声は、正しい知識なしに発情期を乗り切ることの危険性を物語っている。