「リア凸(りあとつ)」とは、「リアル(現実世界)」と「突撃」を組み合わせたネットスラングです。主にYouTube Liveやツイキャス、ニコニコ生放送、Twitch、TikTok Liveなどの生配信を行っている配信者(ストリーマー・ライバー)のもとへ、視聴者や他の配信者が予告なし、あるいは急遽アポイントを取って直接会いに行く行為を指します。
ニコニコ生放送や初期のツイキャスが全盛を極めた2010年代前半、配信者が「今〇〇駅にいるから誰でも来ていいよ」と公募し、ファンが差し入れを持って駆けつけるようなオープンなファン交流がリア凸の原点でした。当時は配信文化特有のアットホームな一体感を生むコンテンツとして機能していた側面があります。
一方で、混同されやすい言葉に「逆凸(ぎゃくとつ)」が存在します。逆凸は、配信者側が自ら他の配信者やリスナーにアプローチを仕掛ける企画を指します。具体的には、配信中にSkypeやDiscordで突然通話を繋いだり、あらかじめ許可を取った上で相手の自宅や配信拠点に赴いたりする形式です。双方が合意の上でコンテンツとして成立している逆凸に対し、リア凸の多くは相手の意思や状況を無視した一方的な接触になりやすい点が根本的な相違点といえます。