実際に、高速道路を走行中に前方を走る車からウッディ人形が剥がれ飛び、肝を冷やしたというドライバーの声は少なくない。時速100キロ近い速度で飛んでくる物体は、たとえぬいぐるみであっても視界を遮り、重大なパニックを引き起こす凶器へと変貌する。
「前の車のバンパーから茶色い塊が飛んできて、咄嗟にハンドルを切りそうになった」と語る都内在住のドライバー(30代)は、当時の恐怖を振り返る。幸いにも事故には至らなかったが、一歩間違えれば多重衝突事故の引き金になり得た事例だ。風雨に晒されて劣化した吸盤やストラップは、ドライバーが思っている以上に脆い。