嵐の新たな歩みを象徴するのが、メンバー5人で立ち上げた「株式会社嵐」の存在だ。タレントが自ら経営のハンドリングを行うこの革新的なスキームは、旧来の芸能ビジネスの枠組みを大きく拡張した。意思決定の主体を自分たちの手に握ることで、過密なスケジュールに縛られない自由で持続可能な活動形態を手に入れたのである。
一方で、エージェント契約を結ぶSTARTO ENTERTAINMENTとの連携も非常に円滑だ。大型イベントの運営基盤やファンクラブの管理など、長年のノウハウを持つ組織の力を活用しつつ、クリエイティブの核となる部分は自社で主導する。このハイブリッドな協力関係こそが、25周年という巨大なプロジェクトをスムーズに推進するエンジンとなっている。