花が咲いたブロッコリーを極上の料理に昇華させるための下処理の基本と、編集部が厳選した3つの活用レシピを紹介します。
美味しさを引き出す下処理の3大鉄則
- ボウルに水を張り、揺すり洗いする:開いた花や緩んだ蕾の隙間には微細なホコリや小さな虫が入り込みやすくなっています。ボウルにたっぷりの水を張り、房を下にして振り洗いをした後、5分ほど浸け置きしてから水気をしっかり切ります。
- 茎の皮は「繊維の境目」まで厚めにむく:茎の断面を見ると、外皮の内側に筋の層があります。ピーラーではなく包丁を使い、外側の硬い筋ごと2〜3ミリほど厚めに削ぎ落とすことで、中心部のみずみずしく柔らかい甘みを引き出せます。
- 茹で時間は「短時間(30〜45秒)」にとどめる:花びらは非常にデリケートです。通常のブロッコリーのように2〜3分茹でると花が散って水っぽくなってしまいます。塩を加えた熱湯でサッとくぐらせる程度がベストです。
レシピ1:ブロッコリーの花と春キャベツの彩りペペロンチーノ
【材料(2人分)】
パスタ:160g/開花したブロッコリー(花と小房):1/2株分/ニンニク:1片(みじん切り)/鷹の爪:1本/オリーブオイル:大さじ2/アンチョビフィレ:2枚/塩・黒胡椒:適量
【作り方】
1. パスタを指定時間より1分短く茹でます。茹で上がり30秒前にブロッコリーを同じ鍋に投入し、一緒に引き上げます。
2. フライパンにオリーブオイル、ニンニク、鷹の爪を弱火で熱し、香りが立ったらアンチョビを加えてヘラで潰します。
3. パスタの茹で汁をお玉1杯分加えて素早く混ぜ、乳化させます。
4. パスタとブロッコリーをフライパンに投入し、全体を手早く絡め、塩・黒胡椒で味を調えます。鮮やかな黄色い花がパスタ全体に散りばめられ、食欲をそそる一皿に仕上がります。
レシピ2:黄色い花と厚揚げの香ばしごま和え(菜の花風)
【材料(2人分)】
ブロッコリーの花・蕾部分:100g/厚揚げ:1/2枚/すりごま:大さじ2/醤油:小さじ2/みりん:小さじ1/砂糖:小さじ1/2
【作り方】
1. ブロッコリーの花はサッと熱湯で40秒茹でて冷水にとり、水気をぎゅっと絞ります。
2. 厚揚げはトースターで表面がカリッとするまで焼き、一口大の短冊切りにします。
3. ボウルにすりごま、醤油、みりん、砂糖を混ぜ合わせ、ブロッコリーと厚揚げを和えます。花の甘みと香ばしい厚揚げのコクが絶妙に調和します。
レシピ3:サクサク衣のエディブルフラワー天ぷら
開花したブロッコリーの小房に薄力粉を薄くまぶし、冷水で溶いた天ぷら粉にくぐらせて180℃の油でカラッと揚げます。塩だけでいただくと、サクサクの食感とともに花のほのかな甘みと香りが口いっぱいに広がります。