ポケットに手を入れるイラストの描き方|違和感を消すプロの骨格技法

ポケットに手を入れるイラストの描き方|違和感を消すプロの骨格技法

ポケットに手を入れるイラストの描き方|違和感を消すプロの骨格技法を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。

Q1:ポケットに手を入れると腕が長くなってしまいます。防ぐコツは?
A1:腕を描く前に「肘の頂点」が肋骨の一番下(みぞおちからおへその間)のラインに来ているか確認してください。ポケットの位置は大抵腰骨より下にあるため、肘を曲げずに手を入れることは不可能です。肘を約100度前後にしっかりと曲げ、前腕を斜め下へ向ける意識を持つことで、腕の伸びすぎを完全に防ぐことができます。

Q2:親指だけを外に出すポーズのアタリはどう取ればいいですか?
A2:まずポケットの開口部を一本の境界線として引き、そこに手を握った状態のブロックを置きます。ポケットの内側に4本の指の付け根を滑り込ませ、外側に残った親指の付け根(母指内転筋の膨らみ)を開口部のヘリに乗せる手順で描きます。ポケットの布が親指の重みで少しだけ下がる段差を描き加えると、極めて自然な質感になります。

Q3:タイトなジーンズの場合、服のシワはどのように描くべきですか?
A3:スキニーパンツなどのタイトな衣服では、手を入れた瞬間に布が限界まで引っ張られます。そのため、ゆったりした服のような「たるみジワ」は描かず、ポケット口の端から太ももの前面に向かってピンと張る直線的な「緊張シワ」を2〜3本鋭く入れるのが正解です。また、手の甲の骨張った立体がうっすらと布表面に浮き出るハイライトを入れると、リアルなタイト感が強調されます。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。