ヒロイン・毛利蘭のトレードマークといえば、頭部にある特徴的な「角(ツノ)」のような髪型だ。しかし、連載初期の単行本第1巻を読み返すと、あの角は存在しない。実は、初期の蘭は当時のトレンドだった工藤静香風のウェーブヘアだった。
アシスタントや印刷の過程で、キャラクターのシルエットをより際立たせるために、徐々に尖っていったというのが真相だ。今や彼女を識別するための記号として完全に定着しており、コスプレイヤー泣かせのデザインとしても有名である。時代の流れとともに変化したビジュアルが、結果として唯一無二の個性を生み出した。