豊洲キャンパスを巡っては、受験生の間でいくつかの誤解が存在します。代表的なものが「芝浦工大に入学すれば4年間ずっと豊洲に通える」という思い込みです。
前述の通り、建築学部を除く多くの工学部生は、1・2年次を埼玉の大宮キャンパスで過ごします。大宮から豊洲への通学圏シフトに伴う一人暮らしの引っ越しや定期券の変更など、学生生活の途中で生活拠点の見直しが必要になるケースは少なくありません。このキャンパス移動のスケジュールを事前に把握していないと、生活リズムの構築に苦労することになります。
もう一つの盲点は、「女子学生が少ない」という旧来のイメージです。大学を挙げた理系女子(リケジョ)育成施策や女子枠入試の導入、そして豊洲キャンパスの清潔で洗練された環境が奏功し、建築学部などを中心に女子学生比率は年々上昇しています。多様な視点が研究室に持ち込まれることで、キャンパスの空気感はより開放的で明るいものへとアップデートされています。