妊娠初期に症状がないのはなぜ?つわりなしの割合と流産の兆候を徹底解説

妊娠初期に症状がないのはなぜ?つわりなしの割合と流産の兆候を徹底解説

妊娠初期に症状がないのはなぜ?つわりなしの割合と流産の兆候を徹底解説についての真相をお届けします。

症状がない場合に最も懸念されるのが「稽留流産(けいりゅうりゅうざん)」です。稽留流産とは、出血や激しい腹痛などの自覚症状がないまま、子宮の中で胎児の発育が停止してしまう状態を指します。

注意深く観察すべき「生理的な無症状」と「注意を要する流産の兆候」の判別基準は以下の通りです。

1. 生理的な変化による「症状の消失」
昨日まであった胸の張りや眠気が急に落ち着いた場合、必ずしも流産を意味するわけではありません。妊娠初期のホルモン分泌量は日内変動が大きく、母体の体がホルモン濃度に慣れることで一時的に不快感が消え去ることがあります。また、妊娠初期に下腹部がチクチク痛むものの出血なしという状態は、子宮が大きくなる過程で靭帯が引っ張られる生理的変化(円靭帯痛)であることが多く、危険な腹痛とは区別されます。

2. 医療機関へ即座に連絡すべき兆候
一方で、以下の兆候が同時に現れた場合は切迫流産や進行流産の可能性が疑われます。

  • 鮮血やレバー状の血の塊を伴う出血(茶色いおりもの程度ではなく、ナプキンを交換する頻度が高い出血)
  • 周期的に強まる激しい下腹部痛や腰痛(生理痛を遥かに超える差し込むような痛み)
  • 基礎体温が明確に低温期まで急落し、数日間戻らない状態

稽留流産に関しては母体の体感だけで自己判断することは不可能です。だからこそ、自己流の推測で精神的ストレスを溜め込む前に、指定された健診スケジュールを確実に守り、超音波検査で確認を受けることが最善の選択となります。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。