しかし、手放しで歓迎できない側面もある。食べ放題や大盛りサービスが活況を呈する裏で、常に懸念されるのが「食べ残し」による食品廃棄問題だ。SDGsの理念が社会に深く浸透した2026年において、過剰な食べ残しを誘発するようなプロモーションは、企業のブランドイメージを致命的に失墜させるリスクを孕んでいる。
これに対し、一部の先進的な店舗では「おかわりを残した場合はペナルティ料金を徴収する」といったルールや、AIを用いた需要予測による調理量の最適化を導入し始めている。楽しさと社会的責任の両立。これこそが、現代の飲食ビジネスが直面する最大のハードルであり、ミームに乗っかるだけの安易な姿勢では生き残れない理由でもある。