さらに見逃せないのが、SNSにおける心理的ツールの役割だ。X(旧Twitter)やThreads、TikTokでは、12月24日の夜になるとハッシュタグとともに「何がクリスマスじゃあい」という投稿がトレンドの上位を占める。
「カップルで賑わう街をすり抜けて、家でカップ麺食べてます」「今夜はガンプラ作って終わります」といった投稿には、数千、数万の「いいね」が寄せられる。孤独を感じるどころか、画面の向こうにいる何万人もの「同志」とゆるやかにつながり、笑い合える環境が存在するのだ。このライトな連帯感こそが、現代人のイベント疲れを癒やすセラピーとして機能している。