結論から明示すると、はちみつ大さじ1の重量は約21gです。同様に、はちみつ小さじ1は約7gとなります。
それにもかかわらず、ネット上の質問掲示板や料理ビギナーの間では「大さじ1=15g」と思い込んでいるケースが後を絶ちません。この誤解が生じる最大の原因は、小学校の理科や家庭科で刷り込まれる「大さじ1=15ml」という体積の数値と、水(1ml=1g)の重量換算を無意識に直結させてしまう点にあります。
計量スプーンが量り取っているのは「重さ」ではなく「体積(容積)」です。大さじ1はどの調味料であっても例外なく「容積15ml」をすくい取る器具ですが、そこに入る物質の密度(比重)によって、秤に乗せた際のグラム数は劇的に変動します。水なら15gですが、空気を含んでふんわりしている上白糖なら大さじ1で約9gにしかなりません。一方で、濃厚な糖分が凝縮されたはちみつは比重が約1.40〜1.42もあるため、15mlの枠の中にぎっしりと約21g分の質量が収まる計算になります。