SNSや大手知恵袋などのコミュニティでは、離陸時の速度や感覚について一般の乗客から様々なリアルな声が寄せられています。
「新幹線より遅いと聞いて信じられなかったが、窓から外を見ていると新幹線の車窓より遥かに速く感じる」という投稿に対しては、元機長や航空管制官から「滑走路のセンターラインの白線は長さ30m・間隔30mと非常に長いため、猛烈なスピードで流れているように錯覚する」という現場視点からの解説がなされています。
また、飛行機が苦手な乗客からは「離陸直後にエンジン音が急に静かになり、機体が落ちるような感覚がして怖い」という不安の声も目立ちます。これについても実際の現場データが証明している通り、滑走路を離れて安全高度に達した瞬間、騒音防止とエンジン寿命保護のために出力を「離陸推力(Takeoff Thrust)」から「上昇推力(Climb Thrust)」へと絞り、同時に余分な空気抵抗を生むフラップを徐々に格納するためです。決して失速しているわけではなく、安全かつ計算され尽くした正規の手順で上昇姿勢へ移行している証左に他なりません。