訪問を検討する多くの人が最初に直面するハードルが、「どのような服装で行くべきか」というドレスコードの悩みです。「タキシードやイブニングドレスが必要なのか」と身構える声も散見されますが、結論から申し上げると、店舗が求めている基準はスマートカジュアル(スマートエレガンス)です。
過剰な正装に気後れする必要はありませんが、歴史的空間の品格を損なう極端なラフスタイルは明確に入店制限の対象となります。男性の場合、夏場であってもハーフパンツ、Tシャツ1枚、サンダル、キャップ帽の着用は原則不可です。春秋・冬場であれば襟付きシャツにテーラードジャケット、スラックス、革靴を合わせるのが最も美しく馴染む標準スタイルです。ノータイでもジャケットを羽織っていれば十分にスマートな印象を与えられます。
女性の場合は、きれいめのワンピースやセットアップ、ブラウスにスカートの組み合わせが最適です。過度な露出は避け、足元はミュールやスニーカーではなくパンプスを選ぶと内装のクラシックな雰囲気と自然に調和します。周囲のゲストも誕生日や記念日、結納や両家顔合わせといった晴れの日を迎えている組が多く、空間全体の調和を尊重する意識が、結果として自分自身の居心地の良さに直結します。