嵐は2020年末をもってグループとしての活動を休止している。それにもかかわらず、なぜ2026年の今、これほど大規模なメスが入ったのだろうか。エンターテインメント業界の関係者は、「新体制移行に伴う、プラットフォームの健全化が最終段階に入ったため」と分析する。STARTO ENTERTAINMENTへの完全移行後、同社はチケット不正転売禁止法への準拠と、デジタル技術を活用した転売市場の撲滅を最優先課題に掲げてきた。
特に嵐のファンクラブは、活動休止中も年会費を支払い続ける忠実な会員が多く、その市場価値は依然として巨大だ。一部の悪質なブローカーが、休眠状態の会員名義を買い取り、他グループのチケット高額転売に悪用する事例が後を絶たなかった。運営側としては、嵐の「いつか」の復活を見据え、今のうちに膿を出し切る必要があったというのが業界内の共通見解だ。