設定したタイマーの時間をただ待つのではなく、「レンジから聞こえる音」に耳を澄ませることが、銀杏を最高のもちもち食感に仕上げる最大のポイントです。
加熱開始から30秒ほど経過すると、封筒の中から「ポンッ」「パンッ」と殻が勢いよく弾ける音が聞こえてきます。この破裂音が2〜3回連続して鳴った瞬間が加熱停止のベストタイミングです。
すべての粒が弾けるまで加熱を続けると、最初に弾けた実の水分が完全に抜けきってしまい、カチカチの硬いゴムのような食感に劣化してしまいます。数粒が弾けた段階でレンジを止め、あとは封筒の中に残る「予熱」で全体にじんわり火を通すのが、しっとり濃厚な翡翠色(ひすいいろ)に仕上げるプロのコツです。