2000年代初頭のメンズヘアシーンを振り返る上で、2000年代メンズヘアトレンドとIWGPの結びつきを外して語ることはできません。それまで主流だったストレートのセンターパートやタイトなショートヘアに対し、長瀬智也が提示したスタイルは、無造作な毛束感とエッジの効いたカラーリングを融合させた、まったく新しいストリートスタイルでした。
池袋のストリートを疾走するマコトの姿は、当時の10代〜20代男性に強烈なインパクトを与えました。オーバーサイズのチェックシャツやタンクトップに、ラフに動く毛先と大胆なハイライト。不良っぽさとスタイリッシュさが絶妙なバランスで同居したそのビジュアルは、瞬く間に全国のサロンで「マコトと同じ髪型にしてください」という声であふれ返る社会現象へと発展しました。