ネット上では定期的に「はちま起稿が閉鎖されたのではないか」という噂が浮上します。しかし結論から言えば、2026年現在もサイトは閉鎖されておらず、運営と記事更新は継続されています。
では、なぜ「閉鎖の噂」が絶えないのでしょうか。その理由は、2010年代半ばの全盛期と比較して、サイトの存在感と影響力が大幅に低下したことにあります。影響力減退には以下の3つの明確な要因が存在します。
第一に、Googleによる検索アルゴリズムの進化です。「Helpful Content Update」をはじめとする度重なるアップデートにより、他サイトからの無断転載や信憑性の低いコピペ記事を主体とするまとめサイトの検索順位は大幅に引き下げられました。
第二に、情報流通の主軸がX(旧Twitter)やYouTube、TikTokへと完全に移行したことです。ユーザーはまとめブログを介さずとも、公式アカウントの発表や専門インフルエンサーの一次情報をリアルタイムで直接取得できるようになりました。
第三に、広告配信プラットフォームの規制強化です。過激なヘイトスピーチや著作権侵害を含むコンテンツに対する広告配信の停止措置が厳格化され、かつてのような莫大な収益を上げることが構造的に困難になりました。現在の「はちま起稿」は、かつてネット世論を左右した怪物メディアの面影を残しつつも、ネットカルチャーの片隅で静かに更新を続ける一角へと姿を変えています。