高速道路同士を立体的に結びつけるジャンクションは、機能美の極致だ。タービン型、クローバー型、スタック型といった幾何学的なランプウェイが幾重にも重なり合い、高速走行のままあらゆる方向へのシームレスな転進を可能にする。その圧倒的なスケール感は、単なる交通施設を超えた現代のメガストラクチャーとして人々を魅了してやまない。
現在、NEXCO東日本と国交省が総力を挙げて取り組む東京外かく環状道路プロジェクトは、その最前線に位置する。都心部へ流入する通過交通を外側へとバイパスさせ、首都圏全体の渋滞損失を年間数千億円規模で削減するこの巨大プロジェクトでは、地下深くに建設される巨大シールドトンネルと地上ジャンクションの結合部に世界最高峰のハイテク土木技術が注ぎ込まれている。