歴代の夫たちとの別れについて、ネット上では様々な憶測が飛び交ってきましたが、残された公の証言をつなぎ合わせると、一貫した彼女の「誠実さゆえの苦悩」が浮かび上がります。
河原雅彦との離婚理由:「大好きなままでいるための選択」
2003年4月、当時23歳だったともさかりえは、9歳年上の演出家・河原雅彦と結婚しました。翌2004年10月には長男が誕生。若くして母となった彼女は、過酷な芸能活動と育児の両立に直面します。
2008年12月の離婚発表時、ブログに綴られた「大好きでいるために離婚という道を選んだ」という一文は、当時のワイドショーで大きく取り上げられました。夫婦関係が破綻した憎しみによる別れではなく、お互いの価値観や生き方のズレをごまかしながら夫婦という枠に縛られ続けることを拒んだ結果でした。事実、離婚後も父親としての河原と息子との交流は温かく継続されており、親権を持ったともさかの育児を陰ながら支え合っていたことが伝えられています。
スネオヘアーとの馴れ初めと終焉:表現者としての共振と摩擦
2人目の夫となったミュージシャンのスネオヘアーとの出会いは、2010年公開の映画『アブラクサスの祭』でした。劇中で夫婦役を演じた二人は急速に距離を縮め、2011年6月にゴールイン。ステップファミリーとしての新たな門出は、多くのファンから祝福されました。
しかし、2016年末に離婚が成立(公表は2017年3月)。ともさかはブログで「離婚はすべて自分が蒔いた種」と自省を込めて書き残しています。慰謝料などの金銭トラブルはなく円満な協議離婚と発表されましたが、感受性の強いクリエイター同士であるがゆえに、私生活における境界線が曖昧になり、家庭内の調和を保つことが難しくなっていったと推察されます。