1杯4千円のラーメンに悲鳴!米国物価高の現実と生き残り戦略

1杯4千円のラーメンに悲鳴!米国物価高の現実と生き残り戦略

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インフレの長期化を支えるエンジンとなっているのが、人件費の上昇だ。全米の小売業界やファストフードチェーンでは、最低賃金の引き上げや慢性的な人手不足を補うための待遇改善が進んだ。カリフォルニア州のようにファストフード従業員の最低時給を20ドルに引き上げた地域もあり、店舗側はそのコストをメニュー価格へダイレクトに転嫁している。

このコストプッシュの波は、ITや金融サービス業などのホワイトカラー層にも無縁ではない。給与水準の高い都市部では生活維持コストそのものが高止まりし、優秀な人材を確保するための人件費負担が企業収益を圧迫する。ジャネット・イエレン財務長官をはじめとする経済首脳陣は労働市場の力強さと経済の強靭さを強調するものの、現場でビジネスを回す企業の価格設定行動はかつてないほど強気かつシビアだ。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。