辺野古阻止へ揺れる現場:ヘリ基地反対協メンバーの相関図と現在地

辺野古阻止へ揺れる現場:ヘリ基地反対協メンバーの相関図と現在地

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ヘリ基地反対協議会(ヘリ基地反対協)を語る上で欠かせないのが、共同代表を務める安次富浩氏をはじめとするベテラン幹部たちの存在だ。1997年の名護市民投票から始まった移設反対の奔流において、彼らは常に非暴力直接行動の先頭に立ってきた。海上のボーリング調査を阻止するためにカヌー隊を組織し、テント村を拠点に座り込みを主導した日々の記憶は、今なお現役の肉体に刻み込まれている。

だが、四半世紀を超える歳月は運動の担い手たちに着実な年齢を重ねさせた。かつて血気盛んだった中心人物たちも70代、80代となり、炎天下や冬の海風が吹き荒れる現場での連日の活動は、身体への苛酷な負担となっている。それでも安次富氏らはマイクを握り、工事現場の警備員や機動隊員に対話を試みながら、抗議の正当性を訴え続ける。「諦めた瞬間、海は完全にコンクリートで埋まる」――その危機感こそが、彼らをゲート前へと駆り立てる原動力だ。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。