父親といえば、かつて芸能マスコミの間で「直撃取材に対して極めてオープンに本音を語る名物パパ」としても名を馳せていました。戸田恵梨香が過去に熱愛を報じられた際、神戸の実家に押し寄せた週刊誌記者に対して、門前払いするどころか玄関先で堂々と対応し、「うん、彼氏の〇〇君は挨拶に来たよ」「娘の選んだ相手だから信じている」とあっけらかんと認めてしまう豪快さが話題を呼んだこともありました。
しかし、2020年12月に電撃発表された実力派俳優・松坂桃李との結婚においては、父親の対応はそれまでとは一線を画すものでした。ふたりの交際は徹底して極秘裏に進められ、マスコミに一切悟られることがありませんでした。この背景には、父親がふたりの覚悟を深く理解し、娘の将来を本気で守り抜くために一切の口外を慎んでいたという事実があります。
松坂桃李が正式な挨拶のために神戸の実家を訪れた際、父親は武道家らしい鋭い眼光で迎え入れながらも、松坂の誠実で嘘のない人柄を即座に見抜いたと報じられています。「娘は気が強くて曲がったことが大嫌いな性格だが、どうか一生大切にしてやってほしい」と深く頭を下げた父親に対し、松坂もまた誠意を尽くして生涯の誓いを立てました。2023年にふたりの間に第一子が誕生した際には、かつての厳格な師範の面影を崩し、目に入れても痛くないほど初孫を可愛がる好々爺の姿を見せていたといいます。