織田信長の身長は166Cm?甲冑と史料から判明した大柄説の真相

織田信長の身長は166Cm?甲冑と史料から判明した大柄説の真相

織田信長の身長は166Cm?甲冑と史料から判明した大柄説の真相の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

身長166cm〜170cmという枠組みが定まったところで、次に気になるのが当時の体重諸説です。

現存する甲冑の胴回り(胴の身幅)の測定データによると、信長の具足は非常にスマートで、現代の洋服サイズで言えば「タイトなMサイズ〜細身のLサイズ」程度に収まります。徳川家康の甲冑がずんぐりとした広い胴回りを持っているのとは実に対照的です。

当時の筋肉量と骨密度を考慮した専門家のバイオメカニクス的推計によると、信長の体重は概ね60kg〜65kg前後であったと算出されています。身長168cm・体重62kg前後と仮定した場合、BMI数値は約22前後となり、無駄な脂肪がほとんどなく、インナーマッスルが極限まで発達した理想的なボクサー体型、あるいは中距離ランナーに近い肉体美を誇っていたと推測されます。

フロイスが初めて信長に対面した際、その長身痩躯から放たれる圧倒的な気迫に圧倒された旨を本国へ書き送っていますが、贅肉のない研ぎ澄まされた肉体から放たれる甲高い明瞭な声と、電光石火の決断力。それらが一体となって、対峙する者に抗いがたい精神的プレッシャーを与えていた情景が目に浮かびます。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。