一作目の大ヒットを受けて制作されたシリーズ第2作『仁義なき戦い 広島死闘篇』では、抗争の火種はさらに拡大し、若者たちの運命はより凄惨なものへと加速していく。松方弘樹が一作目とは異なる役柄で登場し、凄まじい執念と狂気を演じきったことも語り草だ。
戦後の荒廃した街で、何者かになろうと暴走する若者たち。彼らは組織の駒として利用され、最後はあっけなく使い捨てられていく。手持ちカメラによる躍動感あふれる映像と、容赦のない暴力描写の裏には、時代の波に飲まれて消えていった若者たちへの哀歌が込められているのだ。